基礎カリキュラム:5つのコンテンツ
ステップ1:お店を建てるための土地を準備する
内容:IAMユーザー、VPC、ルートテーブル、サブネットの事前設定
例え:お店を建てる前に、土地を確保して、電気や水道などのインフラを整える作業
詳細説明:
- IAMユーザーを作成し、適切な権限管理の基礎を学びます
 - VPC(仮想プライベートクラウド)を構築し、セキュアなネットワーク環境を作ります
 - パブリックサブネットとプライベートサブネットを分離し、セキュリティを意識したネットワーク設計を行います
 - インターネットゲートウェイとNATゲートウェイの役割を理解し、適切なルーティング設定を行います
 
ステップ2:シンプルなお店を開く
内容:EC2を利用した単純なWebサイトのホスティング
例え:小さな個人商店を開店させる作業
詳細説明:
- EC2インスタンスを起動し、Webサーバーの基本的な設定を学びます
 - pm2の設定方法を習得します
 - セキュリティグループを使った適切なファイアウォール設定を行います
 - Systems Managerセッションマネージャーを使った安全なサーバー接続方法を学びます
 
ステップ3:お客さんの注文を記録できるようにする
内容:EC2とAurora PostgreSQLを利用した注文情報の保存
例え:レジシステムと帳簿を導入して、誰がいつ何を買ったかを記録できるようにする
詳細説明:
- Aurora PostgreSQLクラスターの構築と設定を行います
 - Next.jsアプリケーションとデータベースの連携方法を習得します
 - データベースのセキュリティ設定(プライベートサブネット配置、セキュリティグループ設定)を行います
 - PostgreSQLクライアントを使った基本的なデータベース操作を学びます
 
ステップ4:たくさんのお客さんに対応できるお店にする
内容:ALB、EC2、Aurora PostgreSQLを利用したスケーリング、マルチAZを意識したホスティング
例え:お客さんが増えても大丈夫なように、店舗を拡張したり、複数の店舗を作ったりする
詳細説明:
- Application Load Balancer(ALB)を使った負荷分散の設定を学びます
 - AMI(Amazon Machine Image)を作成し、同じ設定のインスタンスを量産する方法を習得します
 - Auto Scalingグループを作成し、トラフィック増加に自動対応する仕組みを構築します
 - マルチAZ構成によるシステムの高可用性を実現します
 - ターゲットグループとヘルスチェック設定を行います
 
ステップ5:本格的なネットショップを完成させる
内容:ALB、EC2、Aurora PostgreSQLで動的アプリのホスティング、CloudFront、S3では画像をホスティングした構成
例え:全国展開できる本格的なチェーン店を作り上げる
詳細説明:
- Amazon S3を使った静的コンテンツ(画像、CSS、JavaScript)の効率的な配信を行います
 - CloudFrontを設定し、世界中のユーザーに高速でコンテンツを配信する仕組みを構築します
 - 動的コンテンツと静的コンテンツの分離によるパフォーマンス最適化を学びます
 - S3バケットポリシーとCloudFrontの連携設定を行います
 - AWS CLIを使った画像ファイルのアップロード方法を習得します
 
学習完了後の次のステップ
この学習カリキュラムを完了し、最終アセスメント(テスト)に合格すると以下のステップに進むことができます。
- ご自身のポートフォリオを制作
 - 実際の開発案件に参画する
 - よりレベルの高いAdvancedコースを受講する
 
基礎カリキュラムの勉強の仕方
学ぶ前に以下にアクセスできるかを確認しましょう。
- AWS 基礎カリキュラム(Let’s Hosting E-Commerce Website!)のサイト
 - AWSコンソール
 
- 学ぶ
 
- それぞれのステップに記載してある手順に従いAWSコンソール上でサービスを構築します。
 - 用語やサービス名がわからない場合には学習カリキュラム内の「用語集、参考資料」を見てみましょう。
 - 記載の内容や概念が理解できない場合には専用Slackにて質問をしてください。より初級レベルの知識を学びたい方は以下がおすすめの参考書籍となります。
 
- 学んだことの確認
 
- それぞれのステップには以下3つの確認項目が用意されていますのでそれぞれに回答を専用Slack上で提出してください。
- 実践チェック:画面キャプチャで証明しよう
 - 提出方法:それぞれの項目に関してAWSコンソールの該当箇所をキャプチャーし、提出
 - 構成図による理解度チェック
 - 提出方法:構成図を作成し、提出
 - 理解度チェック:なぜ?を考えてみよう
 - 提出方法:質問の回答を提出
 
 
- アセスメント
 
- ステップ5までの学習が完了すると、最終アセスメントへ進みます。
 - 最終アセスメントはオンラインで講師を相手にホワイトボーディングを行います。
 - ホワイトボーディングとは相手がやりたいたいことをヒアリングし、それを実現するためのサービス構成をその場で図示しながら作り上げていくロープレ形式のセッションです。
 - 最終アセスメントを実施するかどうかは皆さんにお選びいただけます。実施希望の方は専用チャネルでManagerまでご連絡ください。
 
Last updated on